納屋から“カフェ”へと、生まれ変わった家
BEFORE
建築年数:築20年
改修面積:114.00㎡(34.48坪)
リフォームをする前:「納屋だった家を、こだわりの家にしたい」
I 様のお住まいは、もともとご両親の家の隣に建てられた納屋を兼ねた家でした。大きな車庫が1階の半分を占める2LDK で、夫婦と息子1人の3人家族には十分でしたが、これから生まれる予定の女の子のために、子供部屋が必要になると考え、リフォームを検討し始めます。 ところが、なんとその後10 年間、I 様ご夫婦は新築かリフォームかでずっと悩み続けることになります。I 様ご夫婦が悩んだ原因…それはキッチンでした。奥様には憧れのカフェのような「キッチン空間」を持ちたい夢がありました。その夢は絶対に叶えたい、と強く思っていました。主だったリフォーム会社はほとんど見て回りましたが、夢の実現には、どこもコストが掛かり、結局新築にした方が良いのかも、と思うほど。さらにお子様のアレルギーで、建材に制約があることも問題でした。
断熱リフォームを決意:「“家の中身を新築に”する方法に、10 年越しでやっと出会えた」
そんな時I 様ご夫婦は、ある物件の内覧会にたまたま出向きます。覗いてみると、その家は建材も安心な上に高気密・高断熱で、さらに薪ストーブまで備えていました。薪ストーブのあるその家がすっかり気に入ったお二人は、さっそく設計を依頼。しかし、予算の都合で思う様な工事が結局できません。がっかりするI 様に、新築住宅の担当者が新しいリフォーム商品もあるとの話から提案したのが『ハウスIN ハウス』。今の家はまだ築年数も浅くて状態が良い。だから家の構造はそのまま残し、新開発された断熱ボードを張ることで高気密高断熱の家に生まれ変わらせる。しかも低コストだから予算内で全ての希望が叶えられる!10 年越しで家の事を勉強してきたご主人は、今の納屋を兼ねた自宅の寒さも改善できる「この工法なら大丈夫」と、即決しました。
住み始めて気づいた、暮らしの変化:「長年の夢が叶い、次の夢ができました」
施工は1階2階の全フロアーで、1 か月半という短工期でした。1階の車庫とリビングを隔てていた壁は取り払って、広いLDK と畳のスペースに。奥様念願の白いタイル張りのアイランドキッチンと照明が収まったLDK は、オシャレなカフェのような雰囲気になりました。その奥に和風の照明が印象的な畳スペース。コーディネーターの提案で床と壁をタイル張りにした薪ストーブスペースは「思った以上に、良い感じになりました」と奥様。さらに2階の和室は洋間に変わり、収納力の高いウオークインクローゼットを設置。小さめだった浴室も、広くて使いやすい最新のものに変わりました。もちろん建材アレルギーの心配はありません。「外はそのままですが、家の中身は“新築品質”です」と、満足そうなご主人。 リビングの外には今後、ウッドデッキをDIY で作る予定とのこと。この家でご家族はこれから沢山の楽しい時間を紡いで行くことでしょう。
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