Y様邸
一人と一匹暮らしのために、生まれ変わった家
BEFORE
建築年数:築20年
改修面積:28.00㎡(8.47坪)
リフォームをする前:「隙間風と、家族が残したもので溢れかえった部屋」
もともとお父様が建てた築20 年のこの家は、Y 様が弟さん達と共に子供時代を過ごした家でした。時が経ち、家を継いだ弟さん夫婦がご両親と同居。幼い娘達をこの家で育てました。その子どもたちが大きくなってくると、弟さん家族は隣に家を建てて移りました。その後、Y 様のお父様が亡くなった後、独りになったお母様の介護のためY 様が同居をして、最期を見送られたそうです。そんな、3 世代の歴史を見守ってきたこの家には、これまで暮らした家族の思い出の品が溢れんばかりに積み重なっていました。ベビー用品におもちゃに2 段ベッド、学用品、本の山…。Y 様は、その整理に頭を悩ませていました。さらに、この家の至る所から吹き込む隙間風、そして凍えるような寒さも、ずっと長い間の大きな悩みだったと言います。
断熱リフォームを決意:「使う部屋だけを住みながら施工できる、それが決め手でした」
長年勤めた仕事を退職し、母親の介護生活。それも終わり、人生の区切りを迎えたY 様は、ある日の新聞広告で「リフォーム相談会」の文字を目にします。開かれる場所も、近所。「パン屋に行きがてら、覗いてみよう…」、そんな気軽な気持ちで参加されたそうです。実はリフォームに関心を持ったのは、入院する友人から愛猫を預かったことも、一つのきっかけになったと言います。というのも、猫が動き回るたびに物が邪魔で、自分も全く動きが取れないのです。このままではいけないとつくづく思ったのだそうです。相談会では引っ越さなくても手軽に断熱リフォームができる事、生活に必要な空間だけ施工できる事を知り、さっそく『ハウスIN ハウス』で家の計測と見積もりを依頼。現状を見た工務店からは、物を整理する業者の手配までしてくれると言われ、『ハウスIN ハウス』の断熱リフォームを決意したそうです。他のリフォーム会社は考えなかったと言います。
住み始めて気づいた、暮らしの変化:「今後の人生のため、リフォームして本当に良かった」
「思った通りではなく、思った以上のものを引き出してくれました」そうおっしゃるY様。暖かく快適になった事もさることながら、特に嬉しかったのは、インテリアコーディネーターが希望を聞いてくれて、色々と新しい情報を提供してくれた事。思ってもみなかった自分の好みを発見してくれたり、生活に愉しみをもたらす様々なインテリアを提案してくれたり…、「それを自宅で毎日眺めるたびに満足してます」とY 様。 満足な暮らしを送っているY 様ですが、こんな後日談も。猫を預かっていた友人が退院し、愛着が生まれていた猫が完工日を待たずに飼い主の元へ帰ってしまったのです。預かった猫のために設けてしまったキャットウォークでしたが、このままでは無駄になってしまいそう…そんな矢先に、偶然にもかわいい子猫に道端で出会ったY様。今では、ずっと自分の居場所だったような顔をした愛猫と床に寝転がって遊んだり、お気に入りのロッキングチェアーで好きな本を読んだり、毎日を愉しく過ごされているそうです。
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